丹後ばらずしセット化粧箱入り
丹後ばらずしは、祭りや祝い事などハレの日のごちそうとして古くから食べられてきた京都・丹後の郷土料理です。
2合用(目安4人前)の具材がセットされていますので、材料を切ったり計ったりする手間はいりません。
炊きあがったご飯があれば約10分! 誰でも簡単に短時間でお作りいただけるレシピ付きです。
ばらずしセットは、「具材を作る手間」の面倒さがないセットである反面、「ばらずしを作る(飾る)楽しさ」があり、それは郷土食には欠かせない豊かな食育でもあると思います。
ただ「食べる」美味しさだけでは、郷土食としての丹後ばらずしの伝承はできません。「作る」と言うことで家庭内の和みや温かさ、絆の強さなど日本的な家族形成の基が生まれます。 コミュニケーションが生まれ、次世代への継承のきっかけのひとつになればと「丹後ばらずしセット」を企画・販売しています。
まつぶたとして使用できる型紙が入っています。
丹後ばらずしセット セット内容と気になるお味
合わせ酢は、他の寿司に比べ甘酢っぱく仕上げてあります。主役の鯖おぼろは甘辛く煮込んであり、酢飯の上に万遍なくたっぷり乗せてください。少し汁気のある味付しいたけは口の中が潤い食を進め、梅酢で漬けた紅しょうがが全般的に甘いばらずしにパンチを効かせ、味にメリハリを与えます。
丹後ばらずしセットの鯖おぼろ
丹後ばらずしセットの鯖おぼろは、京都府立海洋高校生が開発した鯖缶詰を使用しています。
京都府立海洋高等学校では実習の一環として「鯖味付け缶詰」の製造に取り組み各種行事で販売を行っています。
この鯖缶は地元食材にこだわり、舞鶴港で水揚げされた新鮮なマサバの中から大鯖を厳選し、調味液は関西風のまろやかな熟成された醤油で味付けしてあり「京の鯖」と命名されています。
今回、当店うめや本舗では、丹後の郷土食「丹後ばらずし」に欠かせない鯖おぼろを、海洋高校生が開発した鯖缶詰で製造いたしました。
舞鶴港で水揚げされたおいしい鯖と高校生たちの熱い思いを、丹後のごちそう「丹後ばらずし」でご堪能ください。
丹後ばらずし食べ方のご提案
丹後ばらずしは、酢飯の上に順に具材を乗せていく寿司ですから、酢飯と具材が用意されていれば、後は一切火を使ったり味付けをする必要がないので、小さいお子様とも一緒に安心して楽しくお作りいただけます。
家庭にあるバット内で作れば、バイキング方式でお好きな量だけ切り分けて食べることができ、また透明なミニカップで作れば和風のケーキのような綺麗なばらずしになり、イベントやパーティに最適です。
好き嫌いの多いお子様には、ハムやウインナーなどを入れると喜ばれます。
他にも使用する具材は地域の旬の食材、例えば春にはイチゴ、夏にはミニトマトなど酸味の果物や野菜を使うことで季節感を味わうことができます。